TBS　4月から日8戦争にバナナマン本格投入　「せっかくグルメ!!」G帯でレギュラー化

「バナナマン」の日村勇紀（左）と設楽統
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　TBSは3日、4月の番組改編で「日曜の強化」を図るため、お笑いコンビ「バナナマン」の冠番組を新たにレギュラー放送すると発表した。14年から断続的に放送してきた「バナナマンのせっかくグルメ!!」を視聴率激戦区の日曜午後8時台に編成する。

　日村勇紀(47)やゲストが全国の絶品グルメを求めてロケに出るバラエティー。過去には30分番組でレギュラー放送した時期もあったが、4月からは1時間番組としてゴールデン帯(午後7～9時)でレギュラー化する。

　これまでも特別番組で好反響を得ており、1月26日の2時間特番は平均視聴率12・1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。TBSは「今後も、ファミリー層を中心に視聴習慣の定着を図り、“日曜劇場”へとしっかりと繋いでいきたい」としており、7年ぶりに放送される人気ドラマ「半沢直樹」(日曜後9・00)への流れをつくる。

　「日8戦争」と呼ばれる日曜午後8時台は高視聴率番組がひしめく。今月1日放送の平均視聴率はテレビ朝日「ポツンと一軒家」（後7・58）が18・8％で、5放送回連続で同時間帯1位。NHK「麒麟がくる」（後8・00）は15・0％、日本テレビ「世界の果てまでイッテQ！」（後7・58）は15・0％、フジテレビ「日曜THEリアル！」（後8・00）は7・8％、テレビ東京「カラオケバトル2020」（後7・54）は5・6％。。そんな中、TBSも「バナナマンのせっかくグルメ」の2時間特番で9・1％と健闘した。

　4月5日の初回は午後6時30分からの2時間半スペシャルでスタートダッシュをかけたい構えだ。