仲邑菫初段 来年1月に75歳・羽根九段と65歳差対決決定!

[ 2019年12月28日 21:18 ]

仲邑菫初段
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 囲碁の最年少棋士・仲邑菫初段(10)が来年1月16日、名古屋市で羽根泰正九段(75)との65歳差対決に臨むことが決まった。26日の対局に勝ち、4月のプロデビュー以来の戦績を27人いる初段(休場者を含む)でトップの勝率・708、17勝7敗で年内の対局を終えた。これまでの最大年齢差は11月の馬場滋九段(71)戦の61歳だった。

 羽根戦は3大棋戦の一つ、本因坊戦の予選Bで、勝てば予選Aへ進出する。初戦からの3連勝で勝ち上がった仲邑は年明けに武者修行先の韓国へ渡る。

 羽根は息子・直樹(43)が碁聖のタイトルホルダーで孫娘・彩夏(17)も初段という囲碁一家。自身も7大タイトルでは王座の獲得経験がある中部圏の重鎮だ。囲碁の年齢差対決としては2016年、当時95歳の故杉内雅男九段が15歳の大西竜平初段と対局し、大西が勝った80歳差がある。

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