松岡茉優、主演女優賞も謙そん「血だらけになったらまた呼んで」

[ 2019年12月28日 17:04 ]

「第32回 日刊スポーツ映画大賞 石原裕次郎賞 授賞式」に出席した松岡茉優
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 女優の松岡茉優(24)、清原果耶(17)、俳優の成田凌(26)が28日、都内で開催された「第32回 日刊スポーツ映画大賞 石原裕次郎賞授賞式」に出席。「蜜蜂と遠雷」で主演女優賞に輝いた松岡は、主演男優賞を獲得した池松壮亮(29)の壮絶な演技を踏まえて自身の受賞に恐縮しつつ「血だらけになったらまた呼んでいただきたいです」とジョークを飛ばして会場を沸かせた。

 とあるコンクールに集ったピアニストたちの姿を描く「蜜蜂と遠雷」で主演女優賞を獲得した松岡は、「万引き家族」で共演した安藤サクラ(33)に表彰盾を贈呈されると、満面の笑みでハグ。また「蜜蜂と遠雷」で共演した鈴鹿央士(19)からは花束を贈られていた。

 「主演女優賞をいただいたということは、映画全体も褒めていただいたと認識しております」と喜びの気持ちを語った松岡は「宮本から君へ」で主演男優賞を獲得した池松の、血塗れになる、炊飯器からご飯をかきこむなどの熱演に言及。「(自分は)血も出していないので。『寒かったなあ』とか、そのくらいのこと」と謙遜しつつ「血だらけになったらまた呼んでいただきたいです(笑)。その時は、炊飯器からご飯をかきこみたい」と続けて会場を沸かせた。

 新人賞に輝き、昨年に同賞を受賞した欅坂46平手友梨奈から表彰盾の贈呈を受けた清原は、作品から多くを学んだとしたうえで「本当に大切な作品に、このような新人賞という賞をいただけて、光栄に思います」とニッコリ。また、石原裕次郎賞新人賞を獲得した成田は「この5年間、本当にたくさんの人に、たくさんのことをもらってばかりだったので、これからは与えられる人間になりたいなと思っています」と気持ちを新たにしていた。

 「第32回 日刊スポーツ映画大賞 石原裕次郎賞」受賞結果は以下の通り。

作品賞:「新聞記者」
監督賞:真利子哲也「宮本から君へ」
主演男優賞:池松壮亮「宮本から君へ」
主演女優賞:松岡茉優「蜜蜂と遠雷」
助演男優賞:渋川清彦「半世界」「WE ARE LITTLE ZOMBIES」「閉鎖病棟 ―それぞれの朝―」
助演女優賞:市川実日子「初恋~お父さん、チビがいなくなりました」「よこがお」
新人賞:清原果耶「愛唄 ー約束のナクヒトー」「デイアンドナイト」「いちごの唄」
外国作品賞:「グリーンブック」
石原裕次郎賞 新人賞:成田凌「チワワちゃん」「翔んで埼玉」「愛がなんだ」「さよならくちびる」「人間失格 太宰治と3人の女たち」
石原裕次郎賞:「アルキメデスの大戦」山崎貴監督

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