ガンバレルーヤ・よしこ、失明の危険もあった…昨年、下垂体腺腫で手術「もっと早く病院に行っていたら…」

[ 2019年11月11日 22:05 ]

「ガンバレルーヤ」よしこ
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 昨年11月、難病の下垂体腺腫の緊急手術のため一時休養したお笑いコンビ「ガンバレルーヤ」のよしこ(29)が11日放送のTBSの医療バラエティー「名医のTHE太鼓判!」(月曜後7・00)にVTRで出演、数年症状を放置していたため失明の危険もあったことが明かされた。

 よしこは「ちょっとおかしいなと思ったときにすぐ病院へ行かなきゃいけなかった」と自戒するように語った。

 よしこが患った「下垂体腺腫」は、頭蓋骨の中心にあるホルモンをつかさどる下垂体に腫瘍ができる病気。「成長ホルモン」が過剰に分泌されるため、体の各部位が肥大化していく。

 よしこに異常が見つかったのは2年前、相方のまひる(26)とともに大阪から東京に出てきたころ。2人で「売れたいね」「うん、朝ドラに出たい」などと夢を語っていたという。

 だが、急に顔に吹き出物がブツブツできるようになったり、左目の視界の半分ほどが白く見えにくくになった。東京に出てきたストレスと思っていた。念のため眼科を受診したが、「異常なし」と診断された

 売れっ子になった2人は、2018年には200本以上の番組に出演した。症状がひどくなる一方だか、休むわけにもいかない。仕事の合間に再度、眼科を受診したが、「角膜にも異常がない」と医師も首をひねった。

 まひるが誕生日プレゼントに靴(サイズは「24.5センチ」)をプレゼントした。よしこが履こうとしたが、入らない。メンズの26・0センチに買い替えても入らなかった。足のサイズは27センチになっていたが、よしこは「むくんでいるのか…」と気に留めなかった。

 足だけではなく、手もパンパンに腫れ上がっていた。「先端巨大症」の症状が顕著に出ていた。

 いつも一緒にいるまひる以外で、よしこの異変に気づいたのは、2人が“東京のお兄ちゃん”と慕う「FUJIWARA」の藤本敏史(48)だった。楽屋へあいさつに来たよしこを見て、藤本は「あれっ? 鼻がデカくなってなってない。もっとブスになってるやん」と冗談まじりに体調を心配した。

 このころ、さらにこめかみに痛みを感じるようになった。そして、たまたま受診した人間ドックで、医師から「脳の中に腫瘍が見つかりました」と宣告された。腫瘍は3センチ大にまで肥大し、視神経を圧迫していた。

 よしこは「びっくりした。腫瘍と聞いて怖かった。いままでの症状が全部つながった。手も足も左目の異常も全部、この腫瘍のせいだったんだとわかった」と診断結果を聞かされたときの胸中を吐露した。

 すぐに入院、内視鏡による緊急手術で腫瘍は取り除かれたが、担当した医師は「かなり放置していたため、失明の危険もあった」と危機一髪だったことを打ち明けた。

 入院中のよしこ本人の映像も公開された。衝撃的だったのは、手術から1週間たち、鼻の中からガーゼを取り除いたときの映像。よしこの鼻から、大量のガーゼが次から次に出てきた。スタジオでは「えっ、まだ出てくるの?」と驚愕する声が漏れた。

 よしこは「もっと早く病院に行っていたら…。(病気かも?と)ちゃんと疑っていればよかった。常日頃からちょっとおかしいなというときに、すぐ病院にいかないといけない」と反省していた。

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2019年11月11日のニュース