菫初段、憧れの藤沢女流本因坊に黒星も「うれしかった」

[ 2019年8月26日 05:30 ]

藤沢里菜女流本因坊(左)と公開対局する仲邑菫初段
Photo By 共同

 囲碁の最年少棋士・仲邑菫初段(10)が25日、広島市で、藤沢里菜女流4冠(20)との日本棋院広島県本部創立40周年記念の公開対局に臨み、187手で藤沢が黒番中押し勝ちした。

 仲邑は7月上旬、史上最年少の10歳4カ月で公式戦初勝利を挙げ、藤沢が持っていた11歳8カ月の最年少勝利記録を更新。「憧れの藤沢先生と打ててうれしかった」と話した。

 藤沢は、自身が10歳だったころと比べると桁違いに強いと感心していた。解説の井山裕太4冠(30)は「数年後、タイトル戦で対局していると思う」と読み解いた。

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