STU48 船上劇場お披露目 岡田奈々「2年半待ち続けた…新しい歴史の幕開け」

[ 2019年4月16日 16:31 ]

劇場船STU48号に乗って広島港へ入港するメンバーたち
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 AKB48の姉妹グループで、瀬戸内7県を拠点に活動するSTU48が16日、広島市の広島国際フェリーポートで船上劇場公演「GO! GO! little SEABIRDS!!」の初日を迎えるのを前に、同港で就役式に出席した。

 式には中学生メンバーらを除くメンバー27人が出席した。メンバーたちは全長77・8メートルの旅客船STU48号に乗り、手を振りながら入港した。

 当初は17年夏に船が完成し、出航を予定していたが、前例のない一大プロジェクトで実現に困難を極めたほか、西日本豪雨の影響などもあり、2度にわたり延期されていた。キャプテンでAKB48と兼任の岡田奈々(21)は「この2年半、船を待ち続けました。でも、苦ではありませんでした。延期を重ねて困難もありましたが、待っている間にファンの方やメンバーとも絆が生まれて成長できました。新しい歴史の幕開けだと思います。48グループの歴史に刻まれる日になると思います」と感慨深げ。瀧野由美子(21)は「STU48の募集があった時から、船の上で公演すると聞いていたので、入った日から楽しみにしていました。船が瀬戸内のシンボルになれば」と期待を寄せた。

 劇場船は今後、瀬戸内海を周遊し、兵庫・神戸港、岡山・宇野港、山口・下関港、徳島・徳島小松島港、愛媛・今治港で公演を行う。

 開演前には劇場内が報道陣に公開された。客席は着席のみで約300。客席には救命胴衣、エチケット袋が用意されている。ラインアレイスピーカーなど音響設備も整っており、迫力あるステージが期待できそうだ。劇場ロビーでは、瀬戸内の名産品を使った食品や飲料も販売する。

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