堀ちえみ 食道がん手術終了をブログで報告「一時間程で無事に終わりました」

[ 2019年4月16日 19:52 ]

堀ちえみ
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 15日にステージ1の食道がんを公表したタレントの堀ちえみ(52)が16日、自身のブログを更新。無事に内視鏡手術での手術を終えたことを報告した。

 「無事終わりました」のタイトルで更新されたブログで堀は「午後から始まった、食道癌の内視鏡手術は、一時間程で無事に終わりました」と報告し、「主治医の先生を始め、スタッフの皆様、ありがとうございました」と感謝をつづった。

 さらに「手術では癌がある部分の、粘膜下層より上を剥離した」といい、病理検査の後治療方針が決まる。主治医によると進行がんではないとのことで「少しだけホッとしました」と安どした。経過を見ながら1週間強で退院できるという。

 最後に堀は「たくさんのエールを頂いて、とても嬉しかったです。たくさんの温かい言葉、心強い励みになりました。優しさをありがとうございました。感謝の気持ちでいっぱいです」とし、「今回の病気は早期に発見できた事が、とても大きかったと思います。感謝の気持ちを忘れず、これからも歩んでいきたいです。ありがとうございました」と締めくくった。

 堀は2月19日にブログでステージ4の口腔がんと頸部(けいぶ)リンパ節への転移を公表し、都内の病院に入院。同22日に11時間にわたる手術を受けた。手術以降、経過をブログで報告していた堀。術後初めて声が出せたことや、コーヒーを飲んだり、5キロのウオーキングを行ったことなどを明かしており、3月26日に退院。その後、入院中の検査で見つかった腫瘍を精密検査したところ、4月4日にステージ1の食道がんであると診断されたという。

 ▼食道がん 食道の内面を覆っている粘膜の表面にでき、食道内にいくつも同時に発生することもある。ステージ1はがんが粘膜下層にとどまっている状態。初期には自覚症状がなく、進行するに従い、飲食時の胸の違和感、飲食物がつかえる感じ、体重減少、胸や背中の痛みなどの症状が出る。発生の主な要因は喫煙と飲酒。全国がんセンター協議会の生存率共同調査によるとステージ1の5年生存率は86・3%。また食道がんと舌がんが含まれる頭頸部がんの重複率は10~15%とされている。

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2019年4月16日のニュース