氏神一番ついに年齢公表「還暦になった」 メジャーデビュー30周年に感慨

[ 2019年4月6日 21:00 ]

メジャーデビュー30周年を記念したパーティーを開いたカブキロックスの氏神一番
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 カブキロックスの氏神一番(60)が6日、都内でメジャーデビュー30周年を記念したパーティーを開いた。代表曲「お江戸―O・EDO―」などを歌唱。山本リンダもお祝いに駆けつけた。

 89年に「三宅裕司のいかすバンド天国」でイカ天キングとなり、翌90年にメジャーデビュー。「30年もできるとは思ってなかった。企業は30年続けば成功と言うので、拙者的には成功だと思う」と振り返った。これまで「元禄3年生まれ」として年齢を公表してこなかったが、「元禄3年生まれの60歳。還暦になった」と明かした。

 現在は落語にも挑戦しており、今月30日にはプロレスデビューも予定。「興味があるモノに食らいついていく、その姿勢は変えないでいたい。人生の社会見学者だと思ってる」と話した。今後の夢は映画監督で、「特撮ヒーローものを撮りたい。最高齢特撮ヒーローとしてギネス記録を更新したい」と目標を掲げた。

 3日に内田裕也さんのお別れ会に参列。25年以上前から親交があり、裕也さんの年越しライブ「ニュー・イヤーズ・ワールド・ロック・フェスティバル」にも出演してきた。初めて会ったのは東京・銀座の数寄屋橋交差点。「裕也さんがタキシードにバラの花束を持ってて。あいさつをしたら“おう、味噌煮好きか?”と聞かれて。“はい”と答えたんだけど、本当は“大みそか、空いてるか?”と聞かれたみたいで。それからフェスに出るようになった」とエピソードを明かした。

 「意志を貫くことは本当に大変なことなんですよ」と、人生をロックに捧げた先輩をしのんだ。自身も白塗りメークを貫くロッカーとして、「荒ぶる魂を燃やし続けて全力で突っ走りたい。夢はステージで白塗りのまま倒れること」と話した。

 5日に30周年記念アルバム「NationalisM」を発売。タイトルについては「日本人の日本人による日本人の歌を歌っていきたいという思いを込めた」と説明した。

 私生活では、17年に一般女性と結婚したことが昨年明らかになった。「16年末に樹木希林さんに報告したら、“籍は大事よ”とおっしゃっていた」と笑顔。「最近は遊びに行かなくなった」と自身の変化を明かしていた。

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2019年4月6日のニュース