ひふみん 藤井七段は「今のところ、まだ秀才ですよ」

[ 2019年1月23日 19:04 ]

「ひふみの言葉」刊行記念イベントを行った加藤一二三九段
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 「ひふみん」で親しまれる将棋棋士の加藤一二三九段(79)が23日、都内の書店で行われた同日発売の著書「ひふみの言葉」(PARCO出版)の刊行記念イベントの開催前に報道陣の取材に応じた。

 17年に現役引退以降、最年少プロ将棋棋士の藤井聡太七段(16)に関する解説の仕事が増えたというひふみん。「テレビの番組で彼がいかに秀才か!ということで、少なくとも50本は語ってます。語るには、彼の勝ち将棋を彼がいかに素晴らしいかと研究しております」としたうえで、藤井七段の将棋の唯一無二の特徴は「肉を切らせて骨を断つ」と表現。「彼は極めて厳しい将棋をします。羽生さんとかはもうちょっと柔軟なの。聡太さんはものすごく厳しい。彼はまだ16歳なのに、基礎ができ上がっている」とした。

 先日、藤井七段と会食したといい、「彼は『私は好きな形を研究する』といっておりました」とひふみん。2月5日に行われる藤井七段の第77期名人戦・順位戦C級1組について「Bに上がる可能性がある。注目です!」と力を込めた。

 今後の藤井七段について「私が18歳で八段になったんだけど、藤井聡太が私の記録を抜くのは難しいと言われてます。できたら、このまま成長して、二十歳前後にA級の八段とか名人戦の檜舞台に出ると、天才と言えるでしょう。今のところ、まだ秀才ですよ」と厳しい言葉も。「聡明な少年だから、高校1年生だから、学業との両立が大変だと思う。学校生活との両立してをバランスよくこなしていったほしい」と訴えた。

 将棋界の第一人者で、12月に竜王戦で破れ、27年ぶりの無冠となった羽生善治九段(48)については「羽生さんはまだ50(歳)前。将棋界の大山康晴名人(享年69)は私よりも16歳年配です。大山先生は48歳で名人を失冠して、タイトルを全部失ったけど、その後でタイトルをいくつか取ったり、名人戦にも出ました。羽生さんも同じ年齢で無冠になったけど、まだまだ。お元気出し、内容は最高のレベルに達している。まだ99なんだけど、100タイトルは近い将来実現すると思ってます」と太鼓判。羽生九段には「どうぞ、お体に気をつけて。私は77歳まで現役で戦っておったんだから証明できます。バリバリ後輩を負かしてやってください」とメッセージを送った。

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