NHK放送総局長 「いだてん」初回に「これからずっと1年間、素晴らしいドラマを展開してくれる予感」

[ 2018年12月19日 16:01 ]

「いだてん」ダブル主演の俳優・阿部サダヲ(左)と歌舞伎俳優の中村勘九郎
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 NHKの木田幸紀放送総局長が19日、東京・渋谷の同局で定例会見を行い、来年のNHK大河ドラマ「いだてん〜東京オリムピック噺(ばなし)〜」(1月6日スタート、日曜後8・00)について言及した。

 「いだてん」は大河ドラマ58作目。13年前期のNHK連続テレビ小説「あまちゃん」で社会現象を巻き起こした人気脚本家の宮藤官九郎氏(48)がオリジナル作品で大河ドラマを初執筆。20年の東京五輪を控え、テーマは「“東京”と“オリンピック”」。日本が五輪に初参加した1912年のストックホルム大会から64年の東京五輪までの日本の激動の半世紀を描く。

 勘九郎と阿部がダブル主演。勘九郎は「日本のマラソンの父」と称され、ストックホルム大会に日本人として五輪に初参加した金栗四三(かなくり・しそう)を、阿部は水泳の前畑秀子らを見いだした名伯楽で64年の東京大会招致の立役者となった新聞記者・田畑政治(まさじ)を演じる。

 2話まで見ているという木田放送総局長は「相当凝った構成にはなっている」と初回の感想を述べつつ、「脚本の宮藤官九郎さん、演出陣、出演者、スタッフ、みんなで非常に(話が)行ったり来たりはしているんだけど、飽きることなく、一気に楽しんで見せくれる力、エネルギーがこれからずっと1年間、素晴らしいドラマを展開してくれる予感をさせてくれた」と期待した。

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2018年12月19日のニュース