NHK放送総局長 サザン、サブちゃん特別出演、チコちゃん登場の“平成ラスト紅白”に「楽しみ」 

[ 2018年12月19日 15:35 ]

紅白歌合戦に出演することが決まった北島三郎
Photo By スポニチ

 NHKの木田幸紀放送総局長が19日、東京・渋谷の同局で定例会見を行い、北島三郎(82)、サザンオールスターズの“特別枠”での出場が決まった、大みそかの「第69回NHK紅白歌合戦」(後7・15)に期待感を口にした。

 11月14日に出場歌手を発表した今年の紅白。その後、史上最多となる50回出場の節目を迎えた13年に紅白を“卒業”した北島が代表曲「まつり」を披露することを決定。サザンも4年ぶり5回目となる出場が決定。実に35年ぶりに東京・渋谷のNHKホールのステージに立つ。歌唱曲ま未定だが、複数のヒット曲をメドレーで披露することが濃厚だ。

 その他にも、7年ぶりに出場するシンガーソングライターの松任谷由実(64)は「歌ってほしい曲」を視聴者から募集して、歌唱曲を決定するという企画を発表。企画枠に出場する「刀剣男士」は19人が初めて勢ぞろいし、「刀剣乱舞」をパフォーマンス。「Aqours(アクア)」は「君のこころは輝いてるかい?」を披露するなど、続々と企画が判明。同局の人気バラエティー「チコちゃんに叱られる!」(総合、金曜後7・57、再放送土曜前8・15)のキャラクターのチコちゃんと、同番組で司会を務めるナインティナイン・岡村隆史(48)の出演も決まった。

 木田放送総局長は「北島三郎さん、サザンオールスターズの皆さんとか、本当に楽しみです。おそらく素晴らしい感動を与えてくれるに違いないと思っております」と力を込め、「紅白は生でやっているし、他の出演者の皆さんも順番を待っている。北島さんの歌唱とかも他の歌手にも影響するんです、伝染するというか。やっぱりみんな、それぞれプロなんですが、他の人達の歌を聞くことによって、自分のエネルギーを高められる不思議な空間なんです。サザンや北島さんの素晴らしいパフォーマンスを見せてもらうことが全体の盛り上がりにもつながる」とコメント。チコちゃんについては「チコちゃんがどういうことをするか、これはもう、皆さん、ボーッとしてられないですよね、楽しみです」と笑顔を見せた。

 今回の紅白は特別枠が多いことでも話題となっている。「昨今の紅白では非常にジャンルも多様化しており、いろいろな方々が活躍している。白組と紅組に単純に別けられない側面というか、演出的にも別けないほうがより楽しんでいただくことができるのではないか、と思われる活躍をされている方がおられるので、特別企画という形にさせていただいている」と説明。一部で、サザンが最終歌唱者になるのでは?との見方もあるが、担当者は「歌唱順等は発表しておりませんので、今、その質問にはお答えできません」と話すに留めた。

続きを表示

2018年12月19日のニュース