NHK放送総局長 来年後期朝ドラ「スカーレット」の戸田恵梨香に期待

[ 2018年12月19日 16:02 ]

2019年度後期NHK連続テレビ小説「スカーレット」のヒロインに決まった戸田恵梨香
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 NHKの木田幸紀放送総局長が19日、東京・渋谷の同局で定例会見を行い、来年度後期連続テレビ小説「スカーレット」(9月30日スタート)で、女優の戸田恵梨香(30)がヒロインを務めることが発表されたことにコメントした。

 朝ドラ通算101作目。「夏子の酒」「ホタルノヒカリ」「つるかめ助産院」などで知られる水橋文美江氏のオリジナル脚本。高度経済成長期、滋賀県の焼き物の里・信楽(しがらき)を舞台に、妻や母となってもモノ作りに情熱を燃やす陶芸家・川原喜美子の半生を描く。

 今年4〜9月に反響を呼んだ「半分、青い。」のヒロイン・永野芽郁(18)は2366人参加のオーディションに合格。その後、10月から放送されている「まんぷく」のヒロイン・安藤サクラ(32)、来年4月スタートの朝ドラ100作目「なつぞら」のヒロイン・広瀬すず(20)に続き、オーディションではなく、3作連続してキャスティングで決定した。

 木田放送総局長は作品について「陶芸の世界というのは今まで見たことがないなと。50代ぐらいまで演じる予定で、それを演じてもらう俳優さんも相当の演技力が必要。スタッフは脚本家、プロデューサー、チーフの演出、音楽に至るまで、すべて女性です。そこら辺が個性的なドラマになるんじゃないかと感じさせます」とコメント。ヒロインの戸田に関しては、戸田が子役から活躍し、「僕も18年ぐらい前に子役で出ていただいたことがある」としたうえで「お芝居の実績が非常にある方。民放のドラマでも個性的な存在感のある役を表現されている。50代まで演じる時間の中を、今までの戸田恵梨香さんを知っている人がびっくりするような、今まにない表現を見せてくれるのではないかと、大いに期待しています」と期待を寄せた。

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