NHK放送総局長 チコちゃんの紅白出演内容は「さっぱり分からない」 CG処理は?

[ 2018年12月19日 16:41 ]

チコちゃん
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 NHKの木田幸紀放送総局長が19日、東京・渋谷の同局で定例会見を行い、大みそかの「紅白歌合戦」の企画コーナーに出演することが決まった人気バラエティー番組「チコちゃんに叱られる!」のキャラクターのチコちゃんについてコメントした。

 チコちゃんは5歳の設定で、お笑いタレントの木村祐一(55)が声を担当。自身が投げかける素朴な疑問に出演者が答えられないと顔を真っ赤にして巨大化(CG処理)し「ボーっと生きてんじゃねーよ!」などと叱りつける。このやりとりが幅広い世代に人気で、本放送(金曜後7・57)と再放送(土曜前8・15)が高視聴率をマーク。14日夜放送分が12・1%、15日朝放送分が15・1%(いずれもビデオリサーチ調べ、関東地区)。「ボーっと生きてんじゃねーよ!」は今年の「新語・流行語大賞」でトップテン入りし、18日には初のビジュアルブック「チコっと冒険 First」が発売されるなど社会現象化している。

 紅白のパフォーマンスについて、木田放送総局長は「チコちゃんが歌うかどうか知りませんが…」と苦笑しつつ「チコちゃんがどういうことをしてくれるんだろう、これはもう、本当に皆さん、ボーっとしてられないと思う。楽しみだと思います」とコメント。さらに「視聴者の皆さんと全く同じ気持ちです。全然今のところ、どういうタイミングで出てくるのか、さっぱり分からない。その事自体が、楽しみなので、ギリギリまで教えてもらえないんじゃないかと思う。みんなで楽しみにお待ちしましょう」と期待を膨らませた。

 通常放送では、チコちゃんが巨大化する場面ではCG処理をされているが、生放送の紅白ではどうする?との質問に、担当者は「鋭意検討中です」と答えるに留めた。

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2018年12月19日のニュース