藤井七段、門倉五段撃破で17連勝 順位戦デビュー記録王手

[ 2018年12月19日 05:30 ]

順位戦デビュー17連勝を飾った藤井聡太七段
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 将棋の藤井聡太七段(16)が18日、大阪市の関西将棋会館で指された順位戦C級1組で、門倉啓太五段(31)に88手で勝利した。年内同クラス最終局を無傷の7連勝で締めた。

 初対戦の門倉に苦戦を強いられ、持ち味の終盤力でねじ伏せたものの「負けてもおかしくない形だった」と冷や汗。それでも連勝を守り「順位戦の残り3局は非常に重みを持ってくる。しっかり気を引き締めていきたい」と2期連続昇級に意欲をみせた。

 前期から続く順位戦デビューからの連勝記録も、これで単独2位の17に。中原誠16世名人(71)の最多記録18連勝に王手をかけた。通算成績は101勝18敗。次戦は25日、棋聖戦2次予選の2回戦で大石直嗣七段(29)と対戦する。

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2018年12月19日のニュース