岸谷五朗、寺脇康文、三浦春馬らがキレキレ!?「U.S.A.」 俳優32人、武道館でエイズ啓蒙イベント

[ 2018年12月1日 21:00 ]

日本武道館で開かれた「アクト・アゲインスト・エイズ」のライブイベントで「U.S.A.」を披露した、左から、三浦春馬、水田航生、岸谷五朗、平間壮一、寺脇康文、植原卓也
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 エイズ知識の啓蒙(けいもう)活動「アクト・アゲインスト・エイズ(AAA)」のライブイベント「THE VARIETY」が世界エイズデーの1日、東京・日本武道館で開かれた。岸谷五朗(54)、寺脇康文(56)、三浦春馬(28)が中心となり、総勢32人の俳優陣が出演した。

 オープニングでは岸谷、寺脇、三浦ら7人でDA PUMPのヒット曲「U.S.A.」を披露。サビをアドリブで「AAA」に替えて歌い、本家ほどキレッキレとは言えないが、時間がない中で練習してきたダンスも踊った。曲を間違えるミスもあったが、1万人の観衆も大盛り上がりだった。

 サブタイトルに「遂に!俳優だけの武道館ライブ!!…大丈夫なのか〜〜!?〜」と打った俳優オンリーの公演。93年のスタートから26回目となる公演で初の試みで、岸谷は「以前からやってみたかった」とニヤリ。ミュージカルナンバーを中心に送り、柚希礼音(39)や小池徹平(32)、城田優(32)、神田沙也加(32)、柿澤勇人(31)といったミュージカル界で活躍する俳優も多数登場した。

 この日の収益全額がラオスの小児病院に寄付される。岸谷は「みなさんの1枚1枚のチケットのおかげで寄付ができます」と感謝した。

 AAAの活動は一定の役目を果たしたとして、2020年7月で終える。中心となってライブイベントを行ってきた岸谷は今後もチャリティー活動を続ける意向で、「アクト・アゲインスト・エニシングとして活動していきたい」と発表。ラオスの小児病院を訪問した経験から「エイズだけでなく様々な難病の子供がいる。その子供たちの支援ができれば」と熱く語った。寺脇も「出来ることを出来る範囲でやっていきたい」、三浦も「現地の病院のスタッフの育成も大事」と語った。

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