2年9カ月ぶり南座開場 耐震改修工事を終え「吉例顔見世興行」

[ 2018年11月2日 05:30 ]

「吉例顔見世興行」の初日を迎えた京都・南座で開場を待つ大勢の観客ら
Photo By 共同

 耐震改修工事を終え、装いを新たにした南座(京都市東山区)が1日、約2年9カ月ぶりに開場し、「吉例顔見世興行」が初日を迎えた。

 1929年(昭4)に建てられた現在の南座は国の登録有形文化財で、2016年2月から休館。桃山風の外観を維持したまま、客席の椅子などを新調した。1階席は取り外し可能で、舞台と同じ高さの床を設け広い空間を作る仕組みを取り入れた。

続きを表示

2018年11月2日のニュース