今井絵理子氏“お目付役”が事務所退社…その背景にある“覚悟”

[ 2018年11月2日 11:00 ]

自民党の今井絵理子参院議員
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 元「SPEED」で自民党の今井絵理子参院議員(35)の言動に注目が集まっている。

 交際中の元神戸市議で、政務活動費を不正に受け取ったとして詐欺の罪に問われた橋本健被告(38)に10月29日、懲役1年6カ月、執行猶予4年の有罪判決が下った。翌30日、参院本会議に出席した今井氏は報道陣に「橋本さんの判決についてコメントを」などと求められたが無言だった。

 10月3日のブログでは、橋本氏の離婚成立後の今年に入ってから交際を始めたと宣言した上に「犯してしまった罪は心から償い再起に向けて歩みを進めて欲しい」とエールも送っていただけに「再婚宣言」など、もっと踏み込んだ発言が飛び出すか注目されていた。

 今井氏の交際宣言は、週刊誌の交際報道を受けてのものだったが、ネット上では「議員の自覚がない」などと批判的な意見があふれた。党関係者も「現役国会議員が、詐取を認めた人物と堂々と交際宣言とは…」と首をひねる。今井氏の元にも直接批判の声が届いているとみられ、報道陣の直撃に無言を貫いたことに関係者は「今になってようやく軽率な行動だったと気づいたのではないか」と指摘する。

 元々、恋をすると周りが見えなくなるタイプ。そんな今井氏を“暴走”しないようにコントロールしてきた、タレント時代をよく知る側近2人が、実は今夏までに今井氏の事務所を辞めていたのだ。お目付役がいなくなったことが、今回の交際宣言に至った一因とも考えられる。

 関係者はさらに「あの2人と契約を切ったということは、今井さんにはもう芸能界に戻る意志はない」とも指摘する。今井氏は退路を断って2期、3期と議員を務め、政界に骨をうずめたいと考えているのか。その覚悟を聞いてみたい。(記者コラム)

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2018年11月2日のニュース