鈴木福 名監督に聞いた「俳優を続けていきたいのですが、どうすればいいですか?」

[ 2018年3月20日 19:34 ]

イベントに出席した(左から)鈴木福、トッド・ヘインズ監督、鈴木梨央
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 子役の鈴木福(13)と鈴木梨央(13)が20日、都内で米映画「ワンダーストラック」(4月6日公開)トッド・ヘインズ監督来日イベントに出席した。

 アカデミー賞にノミネートされた「キャロル」のトッド・ヘインズ監督(57)の新境地にして最高傑作。1977年のミネソタで母をなくした少年ベンと1927年ニュージャージーで耳の聴こえない少女ローズ。2人の物語が1つになったとき、ニューヨークに奇跡が起こる様を描く。映画の主人公と同世代の福と梨央は英語で監督に感想を伝え、梨央はローズと似た服装で登場し手話を披露。監督を大感激させた。

 福は英語で監督に「俳優を続けていきたいのですが、どうすればいいですか?」と質問。監督は「答えはもう知っていると思う。だっていっぱい演技してきているでしょ。情熱を追っていろいろな映画にチャレンジするのが重要」とメッセージ。梨央は自身の“ワンダーストラック(驚きと幸せな一撃)”を受けたできごとを聞かれると「2016年にカンヌ映画祭で赤い着物を着てレッドカーペットを歩いた。温かな声援を受けて今まで生きてきた中ですごい幸せだった」と明かした。

 最後に2人を気に入った監督は「日本バージョンのリメイクを2人で撮りたいくらいです」と告白し、2人を喜ばせていた。

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2018年3月20日のニュース