辻一弘氏 今後もあくまで「メインはアート」 五輪イヤーに日本で個展計画

[ 2018年3月20日 13:02 ]

凱旋会見を行った辻一弘氏
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 第90回米アカデミー賞でメーキャップ&ヘアスタイリング賞を日本人で初めて受賞した辻一弘氏(48)が20日、都内のホテルで凱旋会見を行った。

 辻氏はこれまで多くのハリウッド作品で特殊メークを担当。受賞作「ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男」では、主演男優賞に輝いたゲイリー・オールドマン(59)をチャーチル元英首相そっくりに仕上げた。「ゴールとしてはメークに見えないメークをやりたかった。付けすぎずに似せるというバランスが難しかった」としつつも「周りの反応として、メークに見えないと言われたので、そういう結果が出せたのは良かった」と話した。

 10代から特殊メークを独学で学び、ハリウッドで特殊メークを極めた辻氏は2012年に映画の世界を離れ、ファインアートへと進んだ。「表情とかものの見方をいろいろ学び、(今回の特殊メークに)生かせた。離れたことで見えなかったものが見えた。(ハリウッドを)一旦離れて見られたのは良かった。外から見るとまた理解は深まる」と映画の世界を離れたからこその受賞でもあると強調した。

 今後について「メインはファインアート。2020年頃に個展を日本でやろうと思っている」と東京五輪イヤーに母国での個展を計画をしていることを告白。現在はそれに向けて、下調べやスポンサー探しなどをしており、「それで忙しい」。映画については「本当にやりたい仕事があればやるかもしれないけど、メインはアート」ときっぱり。現代芸術家として初めて手にしたオスカー像は「素晴らしいデザイン。他のトロフィーとかと比べてもプロポーションとか素晴らしい。歴史で残ってきたデザインなので。作業場の応接のエリアに置いています。感じる重みと実際に重みで重たいです」と話した。

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