古舘「報ステ」卒業以来のナマ司会 NHKの大谷特番、魅力語り尽くす

[ 2018年3月20日 07:35 ]

NHK「超解剖!大谷翔平スペシャル」の司会を務める古舘伊知郎
Photo By 提供写真

 フリーアナウンサーの古舘伊知郎(63)が、16年3月末にテレビ朝日「報道ステーション」のキャスターを卒業して以来初めて生放送の番組の司会を務める。

 MLB・エンゼルスの大谷翔平(23)を特集するNHK「超解剖!大谷翔平スペシャル」(30日後10・00〜11・15)がその番組。古舘の本来の魅力である過剰なトークがノーカットでさく裂する。

 番組担当者は「古舘さんなら、メジャーリーグどころかプロ野球すら見たことがないライト層にも言葉が届くと考えた。マシンガントークで、たくさんのエピソードを伝えてくれることを期待している」と語る。

 古舘は「報ステ」卒業後、フジテレビ「フルタチさん」など、数々の番組で司会を務めてきたが、いずれも録画。収録では縦横無尽のトークも披露するが、時間の制約があり、実際の放送ではカットされてしまうことが多かった。関係者によると、古舘は、自身の持ち味を最大限に生かせる生番組への出演が決定した際、大喜びしたという。

 番組では大谷のオープン戦などの投球や打撃の映像を使用。専門家とともに、その能力の分析や今後の展望などを伝えていく予定。

 古舘は昨年3月に放送されたテレビ朝日の特番「古舘伊知郎ショー」で大谷と共演。大谷の印象について「優しく、にこやかで、きちっと起承転結で如才なく話す老成した感じ」と語っていた。

 それから1年。メジャーリーガー・大谷を古舘節でどう語り尽くすか注目される。

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2018年3月20日のニュース