木梨憲武、W杯切符に歓喜「安心して見られた代表戦って、しばらくなかった」

[ 2017年9月1日 09:10 ]

W杯アジア最終予選B組   日本2―0オーストラリア ( 2017年8月31日    埼玉 )

カンニング竹山(中央)、ヒロミ(右)とともに日本のW杯進出決定を喜ぶ木梨憲武
Photo By スポニチ

 【独占観戦記】サッカー日本代表が6大会連続のW杯出場を決めた31日、サッカー通で知られる「とんねるず」木梨憲武(55)は都内で勝利の瞬間を見届け、スポニチ本紙に独占観戦記を寄せた。

 いや〜興奮したねぇ!勝利の瞬間は思わず叫んじゃったよ。今まで勝ったことない豪州代表だけど勝てる予感があったんだよね。だからヒロミやカンニング竹山に声かけて、急にみんなで観戦することにしたんだ。最高!

 ハリルの抜てきが大当たり。アモーレ(長友)からの浅野の1点目が大きかった。オフサイドだと思ってたらゴール判定。浅野の起用、バッチリだったね。井手口のゴールも凄かった。相当状態が良かったのをハリルが見込んだんでしょう。いつも胃が痛くなるくらい後半にやられますがヒヤッとしたのはたった2回だけ。こんなに安心して見られた代表戦って、しばらくなかったんじゃないかな。

 若手に目が行きがちだけど、チームの核になったのはベテラン。たとえばアモーレ。去年「とんねるずのスポーツ王は俺だ!!」で、平愛梨さんとの交際、結婚が取り沙汰されていたので「アモーレJAPANです!」なんてイジッちゃったけど、あの辺から彼が実はW杯モードだった。予選の大一番に備え心身をつくっているのは感じていました。

 岡ちゃん(岡崎)にはいつもメール入れてるので、今回は先発じゃないから「ナイス交代!」と入れておきますか(笑い)。でも岡ちゃんたちベテランが「出たい」とエゴを出さず常に準備を怠らない姿を若手に見せているからこそ、この素晴らしいチームができ上がった。今までの主力が出なくても大丈夫ないいチームになった。

 ハリルもよかった。途中いろいろあったけど、外国人の監督は我々に意図が伝わりにくいところもある。この完璧なゲームを(辛口の)セルジオ(越後)さんがどう語るか。

 それにしてもよかったぁ…(涙目)。万一負けたら、今頃寂しく飲んだ酒の後片付けでした。ここから本戦までまだ続くというのがテンション上がる。(所属事務所の地元では)先週末「麻布十番祭り」で盛り上がりましたが、きょうはここだけ“十番祭り”。来年も仲間で飲んで騒いで応援できると思うと、本当にうれしいね!

続きを表示

2017年9月1日のニュース