ジョニデ“大統領暗殺を肯定する発言”謝罪「悪趣味だった」

[ 2017年6月25日 05:30 ]

ジョニー・デップ
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 米俳優ジョニー・デップ(54)がトランプ大統領の暗殺を肯定する発言で、謝罪した。23日、米芸能誌ピープルに「悪趣味だった。楽しませようとしただけで誰かを傷つける意図はなかった」との談話を寄せた。

 デップは22日に英南部で開かれた音楽イベントで、トランプ氏について「俳優が大統領を最後に殺したのはいつだっけ?」と殺害をほのめかすようなジョーク。1865年にリンカーン大統領が俳優ジョン・ブースに暗殺された史実を指すとみられ「しばらく起こっていないが、今がその時かも」と続けた。

 この発言に政府は不快感を示し「大統領はあらゆる暴力的行為を否定してきた。デップ氏が理解してくれないのは悲しいこと」と声明を出した。5月末には首都ワシントンで銃を不法に所持し逮捕された男が暗殺計画を示唆するなどしており、大統領周辺は敏感になっていた。デップはトランプ氏に批判的で、昨年の大統領選前には「トランプが当選したら歴史的には面白いこと。米国で最後の大統領を見られるわけだから」と発言していた。

 【デップ過去のお騒がせ】

 ▽逮捕歴 94年にニューヨークのホテルの部屋でけんかし、大暴れして備品を壊す。99年にはパパラッチに暴行を加え、いずれも逮捕。

 ▽DV騒動 16年に3人目の妻がDV被害を訴え結婚から1年で離婚申し立て。和解金約7億円を支払ったとされる。

 ▽奇行 20日に都内で出席した最新映画「パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊」関連イベントでは、突然マイクを逆に持ったり座り込むなど酔っぱらったような行動も。

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2017年6月25日のニュース