國村隼、韓国「青龍映画賞」でW受賞!外国人俳優で史上初の快挙

[ 2016年11月25日 22:48 ]

韓国「青龍映画賞」で男優助演賞と人気スター賞をダブル受賞した俳優の國村隼
Photo By 提供写真

 韓国映画「哭声 コクソン」(原題、監督ナ・ホンジン)に出演した俳優の國村隼(61)が25日、韓国で最も権威ある「青龍映画賞」で「男優助演賞」とファン投票による「人気スター賞」をダブル受賞した。

 37年の歴史を誇る同映画賞で、外国人俳優の受賞は史上初。同日、ソウル市内で開かれた授賞式に出席した國村は「初めて韓国で撮影した映画で賞をいただけるとは思わなかった」と喜びを語った。

 同作は「チェイサー」や「哀しき獣」で知られるナ・ホンジン監督の最新作で、今年韓国で700万人に迫る観客動員数を記録する大ヒット作となった。平和な村に「ある男」が現れた後に起こる謎の事件と、奇異な噂の中でミステリアスに絡まりあった人々を描いたサスペンススリラー。國村は作品のキーパーソンといえる「ある男」を演じ、圧倒的な存在感をみせている。来年3月に日本公開予定。

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2016年11月25日のニュース