河内家菊水丸「こんな日が来るとは」太陽の塔の前で河内音頭披露

[ 2016年10月30日 08:56 ]

「太陽の塔内部再生」事業始動イベントに参加した(左から)新井純大阪府副知事、河内家菊水丸、大阪府広報担当副知事・もずやん
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 伝統河内音頭継承者の河内家菊水丸(53)が29日、大阪府吹田市の万博記念公園・太陽の広場で行われた「太陽の塔内部再生」事業始動イベントに参加した。

 1970年の大阪万博のシンボル・太陽の塔は31日から耐震改修工事が始まる。菊水丸は内部再生事業広報担当アンバサダーの肩書の名刺を受領。「“寄付金の音頭”と2025年大阪万博の“誘致音頭”を作って、あちこちでPRしていきたい」と力を込めた。

 小学校低学年で河内音頭取りになったが、母親と訪れた70年大阪万博では阿波踊りや花笠音頭は披露される場面を目にしたものの、河内音頭がなくて悔しい思いをしたと吐露。この日は太陽の広場で披露し「46年を経て、太陽の塔の真ん前で歌えた。こんな日が来るとは思いませんでした」と感無量の様子だった。

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2016年10月30日のニュース