フジテレビ 土日“デイタイム”番組で視聴者高評価「企画のセンス良い」

[ 2016年10月30日 11:20 ]

「ワイドナショー」に出演中の松本人志

 フジテレビが土日の「デイタイム」(午前6時~午後7時)で視聴者から高い満足度を得ており、ファンが徐々に広がり、注目を集めている。

 まずは、日曜午前10時から放送中の「ワイドナショー」。「サンデー・ジャポン」(TBS・日曜午前10時)を、番組開始以降初めて視聴率で上回ったことが話題となったが、データニュース社(東京)の「テレビウォッチャー」が行っている満足度調査(対象3000人、5段階評価)によると、今年1月~10月までの集計で最高3・79(高満足度の基準は3・7以上)、平均3・49。「サンデー・ジャポン」の最高3・58、平均3・24を大きく上回っている。

 視聴者からは「最近の状況を松ちゃんの考えで聞くことができて楽しい」(42歳・女性)「芸能人がニュースにどんな意見を持っているのかが分かるのでとても面白い」(39歳・女性)など、独自の視点を持つ芸能人らの考えを、あるテーマやニュースに即して語るスタイルが、賛否両論あるものの、ものを見る一つの基準値として受け入れられているようだ。

 また4月にスタートした土曜午後5時から放送中の「かたらふ~ぼくたちのスタア~」も視聴者の評価は高い。司会の小堺一機とゲストが“伝説のスター”について語り合うというトークバラエティー。中島みゆきの歌詞の世界を脳科学者・茂木健一郎氏が脳科学的にひも解き、藤井隆が伝説の音楽番組「夜のヒットスタジオ」を“演出”という観点から分析、作詞家・松本隆氏を招き、その世界を解説したりと、かつてフジが独壇場にしていた深夜帯のノリが垣間見られる。開始以降の平均満足度は4・00。「毎週の企画がとてもセンスよく、いつも楽しみ」(33歳・女性)と、今後もどのようなテーマが繰り出されるか、楽しみである。

 10月に深夜から放送枠を日曜の昼に移した「さまぁ~ずの神ギ問」も、開始間もないが高い満足度を獲得。視聴者からの疑問を募集し、それが調べるに値する疑問=“神ギ問”かどうかを判定するバラエティーで、認定された神ギ問は徹底的に調査するが、そうでないものは一切調べず“スマホで調べながらお楽しみください”とテロップ表示させ、テレビの天敵“スマホのながら視聴を促す”というコンセプトが斬新。「思いもよらない疑問に真剣に取り組み、回答も満足」(61歳・男性)など高評価で、満足度は16日放送で最高の4・25、23日放送で4・00と高い位置をキープしている。

 “週末デイタイム”は、この番組を見ようと思って、というよりは、たまたまテレビを見ていたら…という感覚で掘り出し物の番組に出会う感覚ではないだろうか。飲食店やいい景色の穴場を見つけるようなものだ。偶然の出会いから「次も見てみようかな」と食指が動くかどうかがカギ。ゴールデンタイム(午後7時~午後10時)の数字が、テレビ局には気になるのかもしれないが、視聴者に評価される時間帯があるというのは素晴らしいこと。土日のデイタイムから新しいフジテレビが何かを生み出してくれる予感がする。

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