ディーン・フジオカ、復帰戦臨むパッキャオにエール「世界の希望」

[ 2016年10月30日 18:45 ]

パッキャオへの思いを語るディーン・フジオカ(C)中川容邦/WOWOW
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 俳優のディーン・フジオカ(36)が11月1日放送のWOWOWプライム「マニー・パッキャオ IS BACK!~伝説、再びリングへ~」(火曜深夜0・00)に出演する。マニー・パッキャオの復帰戦となるジェシー・バルガス戦は5日にゴング(日本時間6日)。ボクシング愛好家のディーンが、尊敬するフィリピンの英雄に向けて熱い思いを語った。

 「パッキャオに出会ったのは07年。バレラ戦だったと思います。一目見てすぐに“この人は違う”とわかりました。スピードが速いし、一発一発のパンチが重くて強い。階級を上げて勝ち続ける、その“物理の法則に逆らう進化”も驚異的でした。ミニマム級(47・62キロ)にも満たない体重からスタートして、最初に王座を獲得したのがフライ級(50・80キロ)。そのフライ級からさらに19キロも増量して6階級制覇するなんて奇跡に近いですよね。ウエイトが1キロ違えば動きもパンチ力も全然違う世界なのに、身体を大きくしてもスピードが全く落ちないし、仕留めるパンチの破壊力も半端ない。どんなトレーニングをすれば、そんなことが可能になるのか。本当に神がかっていると思いました」

 ディーンはパッキャオのフィジカルの凄さに触れた上で、メンタルの強さを力説する。

 「フィジカル面も凄いですが、一番惹かれたのは彼の人生を支えている精神的な強さです。貧困というディスアドバンテージの中からスタートし、厳しい生存競争の世界の中で努力を続けて勝ち続ける。リング上の彼の姿には信じる心の強さがある。例えば、入場するときの彼の笑顔。普通、生きるか死ぬかの戦いをするリングに上がる前に、笑顔なんて見せませんよね?しかし、彼の笑顔には達観とは違う生きることへの感謝の念にあふれている。その姿に勇気をもらって、パッキャオに自分自身を投影するようになり、リング上のパッキャオに『自分の理想とする姿』を見てきました。僕だけでなく世界中の多くの人にとって、パッキャオは希望や夢なんだと思います」

 パッキャオの試合がある日はフィリピンで犯罪がゼロになるというのは、あまりにも有名なエピソードだ。ボクシングの枠を超えて、パッキャオが人々の尊敬の念を一身に集めるのはその真摯な生きる姿勢にある。「政治家としての活動もあり、ブランクの影響でコンディションも気になりますが、出るからには勝ってもらいたい」とエールを送った。

 「対戦相手のバルガスも決して弱くない選手ですが、個人的には激しい打ち合いと、せめぎあう中での一瞬のサプライズを楽しみにしています。最後はアッパーで突き上げて、フックで沈めてKO勝ちして欲しい。パッキャオの夢の続きに期待しています!」

 復帰戦となるWBO世界ウェルター級タイトル戦は11月6日にゴング(WOWOWプライムで午前11時から生中継予定)。ディーンと同じ様に、世界中の人々がパッキャオのカムバックを待ち望んでいる。歴史が再び動き出すまで、あとわずか。その瞬間を見届けたい。

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