広島3連敗も熱き視線…日本S第5戦 地元瞬間最高62・6%

[ 2016年10月28日 09:55 ]

<日本シリーズ日・広5>9回、ピンチにマウンドに集まる中崎(中央)ら広島ナイン
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 SMBC日本シリーズ2016「広島×日本ハム」第5戦(札幌ドーム)が27日、テレビ朝日系列で生中継され、広島の地元局・広島ホームテレビ(HOME)の平均視聴率(午後5時50分~同9時50分)は44・4%(ビデオリサーチ調べ、広島地区)だったことが28日、分かった。

 瞬間最高視聴率は、午後9時33分の62・6%で、同点で迎えた9回、日本ハムの1番・岡が死球を受け、両軍ベンチがグラウンドへ飛び出す一触即発の空気が流れた場面。また、番組視聴占拠率(シェア=該当局の視聴率が放送全体の視聴率に占める割合)は56・7%だった。関東地区は17・4%。

 毎試合、広島ファンの熱き視線が注がれている今シリーズ。第1戦の地元局・RCC(中国放送、TBS系)の平均視聴率は53・8%、第2戦を中継した地元局・TSS(テレビ新広島、フジテレビ系)の平均視聴率は53・8%で、瞬間平均視聴率はどちらも60%を超えた。また、今季限りでの現役引退を表明している黒田博樹投手(41)が先発した25日の第3戦(HOME)の平均視聴率は、広島地区歴代3位となる59・6%で、瞬間最高視聴率は74・1%(午後9時55分)を記録。第4戦は、広島が連敗を喫したものの平均視聴率は48・6%、瞬間最高視聴率は60・8%と高い数字をマークしていた。

 試合は同点の9回2死満塁で日本ハムの西川遥輝内野手(24)が右越え本塁打。日本ハムが5―1でサヨナラ勝ちし、敵地での2連敗からの3連勝で、10年ぶり3度目の日本一に王手をかけた。29日の第6戦は広島に戻って行われる。

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