五大路子 伝説の娼婦ローザ演じる「自分の人生に重なってきた」

[ 2016年7月17日 12:02 ]

「横浜ローザ」で白塗りのローザを演じる五大路子

 女優の五大路子(63)の一人芝居「横浜ローザ」が8月14~18日、横浜赤レンガ倉庫1号館で上演される。

 戦争に翻弄(ほんろう)されながらも懸命に生きた伝説の娼婦(しょうふ)を描く同作は、今年が20周年の節目。五大は「ローザの生き方が自分の人生に重なってきたような思いがします。演じるたびに新たな課題や発見があり、いつも自分が突き動かされているように感じています」と話している。

 昨年4月には、米国ニューヨークでも披露された。終演後、15歳の青い目の少女が「あらゆる困難をはねのけたローザは私の心のヒーローになりました」と話していたという。現在、五大は中学、高校、大学などで演劇や朗読を通して、若い世代へ戦争の悲惨さを伝える活動も行っている。

 また、8月16日には山崎ハコ(59)、日野美歌(53)らが参加して「20周年記念チャリティーコンサート」も行われる。

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2016年7月17日のニュース