デビッド・ボウイさんと偶然の出会い…スターはやっぱり違った!

[ 2016年1月12日 10:14 ]

死去したデビット・ボウイさん(AP)

デビッド・ボウイさん死去

 91年11月、出張先のロンドンのホテルに宿泊中、ボウイさんが偶然同じエレベーターに乗ってきた。「うそ、マジ、本物…どうして?」。密室の中で2人きりになり、こちらの方が動揺していると、「You、Japanese?」と話しかけてくれた。

 頭髪をかき上げるように整え、黒い革のジャンパーとパンツルック。ヒールの高いブーツを履き、今にもライブを始めそうな装い。この時点で日本公演開催が決まっていたため、「攻めのステージを期待しています」と握手を求めると、しゃがれた声で「ロックンロール!」と返してきた。

 当時はイマン夫人と再婚する半年前。熱愛報道が過熱し、ホテルの入り口前には現地メディアが大挙して張り込んでいた。「外は凄いことになっていますよ」と忠告すると、「今から、ひと仕事するから。見ていて」と白い歯を見せた。

 そして威勢よく扉を開け、取材陣のカメラに向かって「みんな、昨晩のライブは見てくれたかい?良かっただろう?どうだい?」などと声を張り上げてポーズをとった。逃げも隠れもしない堂々の勇姿に、本物のロックスターはやっぱり違うなと感じた。(文化社会部専門委員・山崎 智彦)

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