小泉孝太郎をぶっ壊す!爽やか一転「下町ロケット」悪役で新境地

[ 2016年1月12日 10:43 ]

爽やかな笑顔を見せポーズを取る小泉孝太郎

小泉孝太郎インタビュー(上)

 ここ数カ月で小泉孝太郎(37)のイメージは大きく変わった。「清潔感のある好青年」「優しいサラリーマン役が似合う」などと思われていたが、昨年の民放ドラマでは視聴率1位となった「下町ロケット」(TBS)で悪役を演じきり、陰のある役柄もピッタリはまることを証明した。役者として開けた新たな道。孝太郎流の“小泉改革”が始まった。

 「今年一番の笑顔で!」と注文した写真撮影時。カメラマンに「爽やかですね~」と称され、目の横の笑いじわがクッキリ。曇りのない満面の笑みが広がった。

 「うれしいですね。昨年は“悪い顔してますね”って言われてましたから。“悪い顔”ってずっと言われて、結構苛(さいな)まれましたよ」と胸の内をチラリと明かした。

 実際の人柄は、ヒールとは対照的。「目線外しますか?」「体の向きはこっちにしますか?」と、カメラマンが撮りやすいようにするなど、周囲への気配りを忘れない。

 真逆の人物はハマリ役となった。「下町…」で演じたサヤマ製作所の椎名直之社長。阿部寛(51)が演じた佃航平が経営するライバル企業「佃製作所」を、あの手この手を使ってつぶそうとする悪役。嫌みたっぷりに「この首、取れるものなら取ってみなさいよ」と佃を挑発。「本当にムカつく」「嫌いになった」と言う声がツイッターで続出した。

 「タクシーの運転手さんも、レストランの方も、街を歩いてても言われる。“すっごいムカつく役やってますね。でも、凄く良いですよ”って」。昨年の「女性セブン」(小学館)による、同作の「イラッとさせられたキャラ総選挙」でも1位。つくり上げてきた好青年のイメージを破壊。「嫌われることが課題だった。狙い通りでした」と手応えをつかんだ。

 出演依頼を受けた時には「僕に悪役の道があったんだ」と驚いた。声が掛かったのは、ドラマの放送開始後だった。視聴者として楽しんでいた作品。「僕よりももっと悪役に合う人がいる。だから、受けるのは覚悟がいることだった」。肝が据わった。私生活の予定をキャンセルして、撮影に臨んだ。

 ≪新ドラマでは「変人刑事」≫ 「下町ロケット」で評判だった悪役からガラリと一変した役に挑むのが、15日スタートのテレビ東京の主演ドラマ「警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室」(金曜後8・00)。クスッと笑える刑事ドラマで、空気の読めない変人刑事・冬彦を演じる。どんな“顔”を見せるのか注目だ。
 結果、「腹の中から悪い顔をしてやろう」とイメージしてつくり上げた憎たらしい笑みは、自分でも見たことのなかった顔だった。新たな道が開けたのを確信した瞬間だった。

 役柄に対して「受け身」でいることを決めている。「どんな役や仕事に出合えるのだろうと、毎年楽しみにしてる。それで、流されるような感じで生きていくのが好き」。求められた時にしっかりと結果を出していくことを理想としている。

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