Wコロン、キンコメ、いくよくるよ…15年の芸人“別れた”それぞれの理由 

[ 2015年12月31日 12:41 ]

15年5月に亡くなった漫才コンビ「今いくよ・くるよ」の今いくよさん(右)。くるよは“生涯いくくる”宣言をした

 2015年も様々な出来事があったお笑い業界。忘年会で真似する人も多かった?ギャグ「安心してください、はいてますよ」がユーキャン新語・流行語大賞のトップテン入りした、とにかく明るい安村(33)や「ラッスンゴレライ」のリズムネタで人気となった8・6秒バズーカーらが15年“旬の顔”となった。その一方で、今年もそれぞれの事情で解散の道を選んだお笑いコンビやトリオもいる。ファンに惜しまれつつも解散した芸人たちを取り上げる。

 今年解散した主な芸人はエリートヤンキー、カーニバル、キングオブコメディ、ザンゼンジ、シャカ、ジューシーズ、Wコロン、チャンバラトリオ、飛び魚、ノンスモーキン、ポテト少年団(五十音順)。

 「ととのいました」の即興なぞかけで一躍有名となった「Wコロン」は3月31日に解散した。ボケ担当・ねづっち(40)とツッコミ担当の木曽さんちゅう(45)が04年にコンビ結成。14年8月、テレビ番組に「芸人イチ仲の悪いコンビ」として登場。「即興なぞかけ」で5年ほど前にブレークしたが、その頃から会話もないほどコンビ仲が悪くなったと、不仲を明らかにしていた。ねづっちは現在、漫才協会理事を務めている。

 大阪名物ハリセンチョップなどで人気を博した「チャンバラトリオ」は、5月にリーダーの山根伸介さん(享年78歳)が肝臓がんを患っていることを告白。闘病を理由にグループの解散を発表した。「チャンバラトリオ」は1963年、南方英二さん(享年77)、伊吹太郎(78、94年脱退)の3人で結成。時代劇風のチャンバラを主題としたネタで笑いを取り、小道具「ハリセン」で一世を風靡(ふうび)。舞台だけでなく、多くのテレビ番組でも親しまれた。その後はメンバー脱退、加入を繰り返して活動を続けた。山根さんは舞台復帰を望んでいたが11月14日、肝臓がんのため亡くなった。

 「エリートヤンキー」はNSC東京校9期生の橘実(34)と西島永悟(35)が04年に結成。同期にはハリセンボン、しずるらがいる。橘が身長1メートル65、西島が1メートル89の身長24センチ差コンビ。西島は吉本興業が行う「男前ランキング」で11年から3年連続でベスト10入りした。12月5日に所属事務所の公式サイトで30日のライブ後に解散すると発表した。16年以降はピン芸人として活動を続けていく。

 トリオの「ジューシーズ」はピンとコンビで新たな道を進む。12月27日の単独ライブ後に解散した。今後はテレビ番組などで数多くの掃除テクニックを披露し、“家事えもん”としてお茶の間の主婦に人気の松橋周太呂(30)がピン芸人で活動。赤羽健一(36)と児玉智洋(36)は新コンビ名でお笑いを続ける。

 年の瀬にはショッキングな事件が。「キングオブコメディ」の高橋健一(44)が、都内の高校から女子生徒の制服などを盗んだとして窃盗などの疑いで12月26日に逮捕された。所属事務所の「プロダクション人力舎」が29日付で解雇を発表。相方だった今野浩喜(37)がドラマ「下町ロケット」に出演するなど、知名度を上げている中で衝撃の解散となった。

 天国にいる相方のために――。5月28日に亡くなった「今いくよ・くるよ」の今いくよさん(享年67)の相方・今くるよは、相方に先立たれた後もコンビの看板を継続している。「いくくる」の愛称で親しまれ、テレビやラジオ、取材も2人一緒でしか受けない深いコンビ仲で知られた。相棒を失ってもコンビ名を使う漫才師は「横山やすし・きよし」の西川きよし(69)やカンニング竹山(44)らがおり、くるよも「コンビ名は変えない。解散とかせんと、1人でも頑張る」と“生涯いくくる”を宣言した。

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