15年バラエティ 視聴者が喜ぶのは猫 アイドルもお笑いタレントもかなわず

[ 2015年12月31日 08:39 ]

「トコトン掘り下げ隊!生き物にサンキュー!!」の司会・松嶋尚美(右)と「チュートリアル」の徳井義実

 2015年最も視聴率を獲得したバラエティは14年同様、日本テレビ系の日曜ゴールデン枠「ザ!鉄腕!DASH!!」と「世界の果てまでイッテQ!」だった。不定期に放送されていたNHK「ブラタモリ」のレギュラー化が好評を博し、テレビ朝日系「しくじり先生」はバラエティの新興勢力として話題を呼んだ。フジテレビも「痛快TV スカッとジャパン」で登場するイヤミ課長の“はい、論破”が流行語になるなど奮闘。だが視聴者満足度という点でみると年間トップに輝いた番組は意外なものだった。

 
 データニュース社(東京)が行っているテレビ視聴アンケート「テレビウォッチャー」(対象3000人)によると、15年のプライム帯バラエティで最も満足度の高い回を記録したのはTBS系「トコトン掘り下げ隊!生き物にサンキュー!!」(水曜19時)だ。この番組は松嶋尚美とチュートリアル・徳井義実が司会を務める生き物系バラエティで、8月5日放送回で今年最高(15年1月1日~12月22日までで集計)の4・27(5段階評価)を記録した。この日の満足度に大きく貢献したのはなんと猫だった。

 この回の視聴者回答をみると「猫がとにかく可愛い!!」(女性、34歳)、「猫特集は見逃せない」(女性、48歳)」「猫のときいつも観ています。楽しみにしている」(女性、45歳)など、この番組の猫特集を心待ちにしている視聴者が多く、番組全体の平均満足度は3・73(14年5月7日~15年12月9日放送分で集計)と高満足度の基準3・7を超える数値なのだが、“ネコ特集”になると3・90に上昇する人気ぶりなのだ。

 NHKのBSプレミアムでも「岩合光昭の世界ネコ歩き」という、猫目線で世界を切り取るドキュメンタリー番組が満足度4以上を超える人気番組となっている。ペットフードメーカーの業界団体の調査によると、この5年間で犬の飼育数は10%以上減少しているのに対し、猫は4%近く増えており、このペースで行くと猫が犬を上回る可能性が高いという。16年の干支はさるだが、猫人気はしばらく続きそうだ。

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