川島なお美さん死去 激やせ会見から17日、最愛の夫に見守られ…

[ 2015年9月25日 05:30 ]

胆管がんのため、亡くなった川島なお美さん

 テレビドラマ「失楽園」などで知られる女優の川島なお美(かわしま・なおみ、本名鎧塚なお美=よろいづか・なおみ)さんが24日午後7時55分、胆管がんのため都内の病院で死去した。54歳。愛知県出身。昨年1月に腹腔(ふくくう)鏡手術を受け、仕事復帰もしていたが、今月7日のイベントでは痩せ細った姿が見られた。

 闘病中も気丈に女優としての人生を追い求め、がんと闘い続けた川島さんが力尽きた。最後の仕事は16日。長野県伊那市で上演された主演ミュージカル「パルレ~洗濯~」。セリフが途中で詰まるなど苦しそうな姿が見られた中、翌17日も舞台に立とうとしたが、朝起きることすらできない状態だった。長野から18日に帰京し緊急入院したが、治療を施せるような状態ではなく、本人の希望で最愛の夫の鎧塚俊彦さん(49)と大切な時間を過ごすため、都内の自宅に戻った。そして24日に入り容体が急変し、病院で鎧塚さんが見守る中、息を引き取った。

 公での最後の言葉は23日。降板を発表していたミュージカル「クリスマス・キャロル」の代役発表会見で「完璧に元気になれるよう当面は治療に専念させていただきます」とメッセージを発表。復帰への決意を見せていただけに関係者のショックは大きい。

 肝臓に小さな腫瘍が見つかったのは13年夏ごろに受けた人間ドック。舞台の出演も控えていたため、悩みに悩みぬいた末に翌年1月28日に行った手術は12時間に及ぶ難しいものだった。

 術後の経過は良好に見えたが、異変が目撃されたのが今年8月。俳優永井大(37)と女優中越典子(35)の結婚披露宴で、激やせした姿があった。9月7日のシャンパンの新商品発表会では、ワンピースからのぞく首筋や肩のラインは骨格もあらわなほどになっていた。わずか10日後の17日に「パルレ」の出演取りやめと今後の公演の降板を発表。同20日には「クリスマス・キャロル」の降板も相次いで発表。病状の悪化が懸念されていた。

 ▽肝内胆管がん 胆管は肝臓で作られた胆汁を十二指腸まで送り出す臓器で、肝臓内にあるその胆管にできたがん。原因は肝内結石症、硬化性胆管炎などだが、肝炎ウイルスも要因の一つといわれる。進行するまで症状が出にくいことが特徴。治療の中心は外科手術による切除。

 ◆川島 なお美(かわしま・なおみ)1960年(昭35)11月10日、名古屋市生まれ。青山学院大学在学中に芸能界にデビュー。82年、日本テレビ「お笑いマンガ道場」でレギュラーを務める。97年の日本テレビのドラマ「失楽園」主演でセクシー女優としても注目を浴びる。ここ数年はミュージカルの舞台で成功を収め、「フットルース」や「クリスマス・キャロル」で好演していた。

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