今いくよさん、キム兄映画で45年の漫才人生語る 京都映画祭で上映

[ 2015年9月25日 12:00 ]

今いくよさん

 吉本興業が企画協力する「京都国際映画祭2015」(10月15~18日)で上映されるドキュメンタリー「ワレワレハワラワレタイ」で、5月に亡くなった漫才師の今いくよさん(享年67)が、45年にわたる漫才人生を語っていることが24日、分かった。お笑いタレントの木村祐一(52)が芸人107組をインタビューし、その生きざまに迫る作品。木村は「映像を見直したが、こみ上げるものがある」と話している。

 故郷の京都市で開催される映画祭で、いくよさんがスクリーンによみがえる。

 同作は、吉本が2012年に創業100周年を迎え、次の100年に向けて企画したプロジェクトで、木村が同年1月から笑福亭仁鶴(78)や「火花」で芥川賞を受賞した又吉直樹(35)のピースら吉本所属の芸人107組を約200時間かけて取材したドキュメンタリー。いくよさんの胃がんが見つかったのは昨年9月で撮影は12年8月ごろ、相方の今くるよ(年齢非公表)と1時間ほど行われた。

 カメラの前で、いくよさんは若手時代の苦悩を激白。70年にくるよと、師匠の今喜多代さんに入門、73年に初舞台を踏んだ。まだ女性漫才師は“お嬢ちゃん”扱いされ相手にされなかった時代。いくよさんは、先輩芸人から「辞めちまえ」と何度も言われたが、主将として全国2位に輝いた京都明徳高ソフトボール部で培った根性と負けん気で「辞めません!」と乗り越えた、当時の胸中を明かしているという。

 大らかで面倒見の良い性格で知られ、木村ら同郷の後輩芸人から慕われた、いくよさん。木村は「(VTRを)見直して泣いてしまった。こみ上げるものがある」。作品については、「インタビューした芸人全員に、生まれ変わっても芸人やりますかと質問した。みんな“もちろん”と言うと思ったけど、いろいろな答えがあった。女性のいくよ師匠が、どう答えるのか、そこが見どころやと思う」と話している。

 映画祭では107組の中から、編集作業を終えた10組を紹介。それぞれ30分に編集し、2組ずつ計1時間の作品として上映する予定。

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