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登坂広臣 初めてで能年相手役を熱演「実感つかめない」

[ 2015年1月21日 05:30 ]

演技初挑戦で暴走族の青年を好演、スポニチグランプリ新人賞に輝いた登坂広臣

2014年(第69回)毎日映画コンクール スポニチグランプリ新人賞

 登坂広臣(27)に受賞の感想を聞くと、端正な二枚目の男が、急に恐縮しだした。「ありがたい気持ちでいっぱいです。ただ、自信につながる実感をつかめていない。撮影は毎日が忙しく、必死にやっていただけ。素直にガッツポーズできるものではないかなと思います」と語った。

 昨年末に「第56回日本レコード大賞」を受賞した男性グループ「三代目 J Soul Brothers」のボーカル。能年玲奈(21)の相手役で出演した映画「ホットロード」(監督三木孝浩)が、初めての役者業。興行収入約25億円を叩き出したが、「その数字が凄いことなのかが分かっていない」と正直に漏らした。

 演じた春山は、母親との関係に悩む中学生の和希(能年)と出会い、恋に落ちる暴走族の青年。原作漫画の作者・紡木たく氏の希望での大抜てきだった。

 「率直に難しかったですよ。セリフを言うのも初めてでしたし。監督や紡木さんには、“登坂くんのままでいてくれたら”と言われました。でも、脚本もセリフもある。なのに、自分でいるとはどういうことだろうって」と、悩みながら臨んでいたことを明かした。

 あくまでも歌手。「僕の全ての活動はライブに向かっている。レコーディングもビデオ撮影も、その先にライブがあるからだと思って挑んでいる」と言い切る。演技にも、そこに通じる好影響があった。「表情が豊かになった」「表現の幅が広がった」と周囲に評価されたのだ。「僕に変化があったわけじゃない」と殊勝に語るが、確かな成長があった。

 俳優としての活躍も期待したいが、「今後は白紙です。器用なタイプじゃないんで」と控えめ。そこで「次は男優主演賞?」とけしかけると、口を真一文字に閉ざす。しばし間を置いて、「今は言いませんよ」と笑った。「でも、チャレンジすることの大切さは感じられた」。次のチャレンジはいつか。スクリーンに戻る日を楽しみに待ちたい。

 ◆登坂 広臣(とさか・ひろおみ)1987年(昭62)3月12日、東京都生まれ。10年に開かれたオーディションを勝ち抜き、「三代目…」のボーカルに決定。同11月にデビュー。12年から3年連続でNHK紅白歌合戦出場。1メートル78、血液型A。

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