コヤソニ7年の歴史に幕 最後は下ネタラップ合唱、復活の約束も

[ 2014年9月16日 07:10 ]

7年の歴史に幕を下ろしたコヤブソニック。ラストは小籔ら出演者全員で合唱

 吉本新喜劇座長の小籔千豊(41)が主宰する笑いと音楽の融合フェス「コヤブソニック2014ファイナル」が15日、大阪市内で最終日を迎えた。小籔は「7年分の感謝の念を込めて“ありがとう”という気持ちです」と感謝。最後は、レイザーラモンとのユニット「ビッグポルノ」の下ネタラップを会場全体で合唱し、7年間の歴史に幕を下ろした。

 笑いと音楽の融合フェスという肩書にピッタリのフィナーレだった。小籔とレイザーラモンが下ネタラップを“完全燃唱”した。

 縮めると「ブラジャー パンティー」と聞こえる「BLOOD JAPAN TEAR」、「乳の大きさ」と聞こえる「Tea!Tea!No!oh’’’喫茶?」など際どい歌詞ばかり。最後はメジャーデビュー曲「KING TIMER」を会場全体で合唱締め。爆笑と熱気に包まれた会場で、歌唱で枯れた声の小籔が胸中を語った。

 「サヨナラでございます。凄いアーティストや出演者、お客さんのおかげで、ここまで来ることができました。周りの人に助けられ、本当に一人一人に感謝したい。皆さんに、こんなに甘えさせてもらって胸が締めつけられる思いです」

 新喜劇でセリフ一つ、もらえない不遇の若手時代の悔しさから生まれたフェスだった。03年にレイザーラモンとビッグポルノを結成。その活動の幅を広げようと、小籔が関係者を通じて国内最大級野外フェス「サマーソニック」に出演を打診したが断られたことが原点で、08年にサマソニ打倒を掲げて企画。第1回の3000人から毎年規模を拡大し、1万人以上を動員する一大イベントに成長した。

 その感慨はひとしおで、小籔は「お客さん、アーティスト、芸人の方々にありがとうという気持ち。7年分の感謝の念を込めたい」。終演後にステージ上の大型ビジョンに映し出されたエンドロールでは、小籔がラップに乗せて“必ずコヤソニ復活するから”とのメッセージも流れ、思いの深さがうかがえた。

 今後については、本業に専念すると報告。「新喜劇を頑張って世間に広める。家族にメシを食わせる。少しの社会貢献。一度、芸人を辞めようかと思った時に、この世界に引き留めてくれた人たちのために売れるよう頑張る。この“4本柱”だけを頑張ります」。新喜劇に新風を吹き込む腕利き座長が、大阪のお笑いをさらに活性化させるため、再スタートを切る。

 ≪豪華アーティスト集結≫最終日は藤井隆(42)、椿鬼奴(42)、平成ノブシコブシら芸人11組、スガシカオ(48)、ハナレグミらアーティスト12組が出演。一日の動員数では過去最多の1万2000人が訪れた。今年は初の3日間開催で計3万200人を動員し、小籔は「ビッグポルノはキャパ100人くらいの所から始めたんですが、それが、こんなにたくさんの人に来ていただいた。本当によかった」と感慨深げだった。

 ◆コヤソニ主な歴代出演アーティスト 小泉今日子(48)は09、11~12年と3回出演。小籔とは、97年の山田洋次監督品「虹をつかむ男 南国奮斗篇」での共演がきっかけで親交があった。10~11年には斉藤和義(48)が出演。ヒットドラマ「家政婦のミタ」の主題歌「やさしくなりたい」を歌唱した。昨年は、事務所の幹部解任騒動に揺れた小林幸子(60)がシークレットゲストで、純白のウエディングドレス風の電飾衣装を披露。代名詞のド派手な演出で盛り上げた。

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