【センバツ】健大高崎勝ち越し! 3番・高山が右前適時打 父は広島スカウト

[ 2024年3月31日 13:10 ]

第96回選抜高校野球大会第11日 決勝   高崎健康福祉大高崎―報徳学園 ( 2024年3月31日    甲子園 )

<高崎健康福祉大高崎・報徳学園>3回、勝ち越しだを放った高崎健康福祉大高崎・高山(撮影・岸 良祐)
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 決勝が行われ、春夏通じて初の優勝を目指す高崎健康福祉大高崎(群馬)と22年ぶり3度目の優勝を目指す前年準優勝の報徳学園(兵庫)が対戦した。

 健大高崎は最速150キロ右腕・石垣元気投手(2年)が先発。前日の準決勝で7回9安打4失点、116球と熱投し、連投に。立ち上がりで2点を失った。

 それでも、直後の攻撃で2死一、二塁から5番・森山竜之輔内野手(3年)が、報徳学園の先発・今朝丸裕喜投手(3年)が投じた初球の内角直球を迷いなく振り抜き、同点の適時二塁打を放った。

 試合前、青柳監督は今朝丸を「世代ナンバーワンの投手ですからね」と警戒。4番・箱山遥人主将(3年)の後を打つ森山を打線のキーマンとして名を挙げていただけに、期待に見事に応えた形となった。

 同点の3回、守備では1死三塁から二直併殺で大ピンチを切り抜けた。すると、直後の攻撃で先頭の1番・斎藤銀乃助外野手(3年)が右翼線三塁打。続く2番・田中が強硬で一ゴロに倒れるも、3番・高山裕次郎内野手(3年)が右前適時打で勝ち越した。高山の父は広島・高山健一スカウトで東農大二時代は二塁手として89年夏の甲子園に出場している。

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