【センバツ】初優勝へ、健大高崎の先発は150キロ右腕・石垣元気　前日は7回116球の熱投

第96回選抜高校野球大会第11日　決勝   高崎健康福祉大高崎―報徳学園 （ 2024年3月31日    甲子園 ）

高崎健康福祉大高崎・石垣
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　春夏通じて初の優勝を目指す高崎健康福祉大高崎（群馬）は前日の準決勝に続き最速150キロ右腕・石垣元気投手（2年）が先発マウンドに立つ。

　前日は7回9安打4失点で116球の熱投を演じており、青柳博文監督は「状態はいいとは言えないが、気力で、試合をつくる投球をしてもらえれば」と期待のこと場を並べた。

　対する報徳学園は準々決勝の大阪桐蔭戦で1失点完投した今朝丸裕喜投手（3年）が先発。準決勝は9回2死から登板したがわずか2球で試合を締めており休養は十分か。青柳監督も「世代ナンバーワンの投手ですからね」と警戒し、4番・箱山遥人主将（3年）の後を打つ森山竜之輔内野手（3年）を打線の鍵として名を挙げた。

　決勝進出を決めた瞬間は涙を流す選手もいた高崎健康福祉大高崎ナイン。悲願の初優勝へ向け指揮官は、「日本一を目標にやってきたのであとは歴史を変えるだけ」と背中を押した。