阪神・青柳 1軍初の地方球場・倉敷からエース復権や! 5月19日以来の1軍舞台も重圧は「ない」

[ 2023年7月11日 05:15 ]

虎のエースは準備万端、頭上でOKサインを出す青柳(撮影・北條 貴史)
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 11日のDeNA戦に先発する阪神・青柳が10日、1年目のフレッシュ球宴で上がった倉敷のマウンドからの再出発を力強く誓った。

 「チーム的に大事な試合になる。個人的なことより、首位にいるので、落ちないようにするためには勝たないといけないと思う。勝つ可能性のあるピッチングができたら」

 1ゲーム差で迎える2位・DeNAとの首位攻防戦の初戦。その重みをかみしめた。5回7失点と打ち込まれ2軍降格を決定づけた5月19日広島戦以来となる1軍の舞台。「(重圧は)ない。逆に言うと誰も期待してない中で勝てたらいいな、ぐらいの気持ちでやる」と肩の力を抜いた。

 再起の場所は、1軍では地方球場初登板となる倉敷。16年に出場したフレッシュ球宴で登板も、それも7年前。「(マウンドは)地方ならではの軟らかさとかあると思う。適応できるように」と対応を期した。新人だった当時のハングリー精神も取り戻すつもりだ。

 「本当に先発ローテの中で一番下だと思って頑張るだけ。後半、生き残るためには明日(11日)頑張らないといけない」。背番号17にとっても今季の行方を左右する一戦になる。(遠藤 礼)

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