広島 ビジターで勝てん…サヨナラ負けで首位転落 好投の九里を援護できず 9回に栗林が痛打浴びる

[ 2023年4月18日 20:51 ]

セ・リーグ   広島1-2阪神 ( 2023年4月18日    甲子園 )

9回 逆転サヨナラ負けをきっした栗林(左)をねぎらう新井監督(撮影・成瀬 徹)
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 広島が18日の阪神戦に敗れ、首位から転落した。9回に先制点を挙げたが、守護神・栗林が9回に逆転サヨナラ負けを喫する悪夢の展開となった。

 広島先発・九里は粘りの投球を続けた。3回には2死一、二塁。4回にも2死満塁と立て続けにピンチを背負ったが、無失点で切り抜けた。7回にも2死から近本に左中間三塁打を許したが、得点は許さなかった。7回113球で、5安打無失点に6奪三振と好投。だが、味方の援護なく、勝利投手の権利がないまま降板となった。

 打線は西勇の前に沈黙。8回まではわずか2安打と、チャンスすらつくれなかったが、9回だった。先頭の菊池が三遊間を破り、この試合、初めて先頭打者が出塁すると、野間は今季チーム初となる犠打を決め、その後2死三塁となり、4番のマクブルームが左翼線への適時二塁打。値千金の1点を奪った。

 だが、9回に登板した栗林が誤算だった。梅野、木浪に連打を許すなど2死満塁のピンチを招き、最後は中野に左翼越えとなる逆転サヨナラの一打を浴びて万事休す。

 広島はここまで本拠地では7勝1敗と勝率が良いが、ビジター球場ではこれで1勝5敗となった。

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