JABA岡山大会はJFE西日本がV　4番・綿屋が劇的MVP弾「4番の仕事をしようと思っていた」　

社会人野球JABA岡山大会   JFE西日本3―0JR東海 （ 2023年4月18日    倉敷マスカットスタジアム ）

＜JFE西日本・JR東海＞8回に決勝ソロ本塁打を放ち、右手を突き上げる綿屋樹（撮影・河合　洋介）
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　社会人野球のJABA岡山大会は、決勝でJFE西日本がJR東海を3―0で下し、3大会ぶり3度目の優勝を決めた。日本選手権（11月3～19日の12日間）の出場権を獲得した。

　4番のひと振りで優勝を決めた。「4番・DH」で先発した綿屋樹（24）に0―0の8回1死無走者で打席が回ると、カウント1―1からのチェンジアップを捉えて右翼席に決勝ソロを着弾させた。

　「本塁打でしか点の入らないような展開だった。4番の仕事をしようと思っていました」

　高卒で入社して7年目。昨年にレギュラーをつかんだ苦労人が4番の仕事を果たして大会MVPに選ばれた。

　内田聡監督は「一発で決まるのではないか…と思っていた。地元のお客さんの前で優勝できたことがうれしいです」と喜んだ。