法大の最速157キロ右腕・篠木 「調子が悪いなりに」129球1失点完投で今リーグ2勝目

[ 2023年4月18日 04:30 ]

東京六大学野球   法大2-1立大 ( 2023年4月17日    神宮 )

<法大・立大>完投勝利を決めガッチュポーズする法大・篠木(撮影・郡司 修)
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 2回戦2試合が行われた。初戦に引き分けた法大は2―1で立大に勝利。最速157キロ右腕・篠木健太郎投手(3年)は7安打1失点で完投勝利を挙げた。東大に14―1で大勝した早大はプロ野球最多の868本塁打を放った王貞治氏(82=ソフトバンク球団会長)を大叔父に持つ右腕・鹿田泰生投手(3年)が5回2安打1失点で先発初勝利。2連勝で勝ち点を獲得した。

 先発した最速157キロ右腕・篠木は7安打1失点で完投勝利。9回にこの日最速の154キロを計測するなど無尽蔵のスタミナで129球を投げ6三振も奪った。早くも今リーグ2勝目に「調子が悪いなりにチームを勝たせられたのでよかった」と笑顔。木更津総合(千葉)時代から評価の高かった打撃でも5回に中越え二塁打も放った。投打にわたる活躍に加藤重雄監督は「背中でも実力でも引っ張っている」と評価。リーグ最速を誇る来年のドラフト上位候補は「リーグ優勝して日本一になれるように頑張りたい」と頼もしかった。

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2023年4月18日のニュース