日本新薬　プロ注目・若林が特大同点ソロ「長打ほしかった」決勝届かずも指揮官「自信にして」

社会人野球JABA岡山大会   日本新薬3―4JFE西日本 （ 2023年4月18日    倉敷マスカットスタジアム ）

＜日本新薬・JFE西日本＞9回先頭で中前打を放つ日本新薬・若林将平（撮影・河合　洋介）
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　社会人野球のJABA岡山大会の準決勝第2試合は、日本新薬が一歩及ばず、JFE西日本に3―4で敗れた。

　プロ注目の右の強打者、4番・若林将平（23）が4打数3安打と最後まで諦めない姿勢を示した。1―2の6回2死無走者では、1ストライクからのスライダーを左中間席に運ぶ特大の大会3号ソロを決めた。

　「長打がほしい場面だったので、高めの浮いた球を狙っていた。スライダーを上手く拾えたかなと思います」
　2―4の9回先頭では中前打。しかし、二進後に捕手の二塁けん制に戻り切れずに走塁死。「走塁や守備のミスが勝敗に直結することを痛感した」と今後への課題も持ち帰った。

　前日17日のJR西日本戦では2本塁打を放ち、決勝トーナメント進出に貢献。今大会は出場4試合で16打数8安打（打率・500）、3本塁打、6打点と圧巻の成績を残し、松村聡監督から「これを自信にしてくれたらいいと思う」と成長を称えられた。