ヤクルト―中日 え!?そこで交代!? 9回に清水がマウンドで投球練習してから投手交代告げる

[ 2023年4月18日 22:14 ]

セ・リーグ   ヤクルト2ー0中日 ( 2023年4月18日    松山 )

<ヤ・中>最後を締めガッツポーズする田口(撮影・沢田 明徳)
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 18日に松山で行われたヤクルト―中日の試合で8回から登板したヤクルト・清水昇投手(26)が9回のマウンドに上がるも、投球練習中に投手交代となるベンチの“駆け引き”があった。

 2-0とリードした展開で清水は8回からマウンドに上がり、2死から左前打を浴びたものの、無失点で切り抜けた。9回の守備前に高津監督がベンチから出てきて、球審に選手の交代を告げていた。

 今季から守護神を務める田口麗斗投手がマウンドに上がると思われたが、8回の攻撃で代走で出場した並木の守備位置などを伝えただけで、清水がマウンドに向かった。

 投球練習をし始めた清水だが、投球中に何度もチラチラとベンチを見ていた。すると、高津監督は再度ベンチから出てきて球審に投手交代を告げて、田口がマウンドに上がった。

 この珍しい投手交代に、試合を中継したフジテレビONEの解説を務めた達川光男氏は「左(打者)が(代打で)出てきた時は田口に有利ですし、もし代打の代打が出ることになったら戦力を1人削れる。そういう作戦で清水をマウンドに送ったと思いますよ」とベンチの駆け引きだと分析していた。

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