巨人屈辱!DeNAに63年ぶり3戦連続零敗 戸郷でも勝てん!打線組み替えも不発 借金6

[ 2023年4月18日 20:38 ]

セ・リーグ   巨人0―2DeNA ( 2023年4月18日    長崎 )

<巨・D>8回、宮崎に適時打を許した戸郷(左)は原監督(中央)から降板を告げられる (撮影・西川祐介)
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 巨人は打線組み替えも実らず、長崎で14年ぶり主催試合となったDeNA戦に敗れて2連敗。5年ぶりの最下位から脱出することはできず、5勝11敗で今季初の借金6となった。なお、巨人がDeNAに3戦連続零敗を喫するのは相手が大洋時代の1960年8月以来63年ぶり2度目の屈辱。

 開幕2戦2勝、13イニング連続無失点中だった戸郷が4回に今季17イニング目にして初失点。その後も相手先発左腕・石田と投手戦を繰り広げたが、8回に2点目を失いイニング途中で無念の降板となった。

 打線は、打率.133と打撃不振に苦しむ坂本が今季4度目のスタメン落ち。開幕から15試合連続スタメン5番だった中田翔を巨人移籍後初となる3番に入れ、打率.154とこちらも打撃不振の丸を今季初めて5番に据える新クリーンアップで臨んだが、かみ合わなかった。

 初回1死一塁で中田翔が併殺打、2回2死から左前打で出塁したウォーカーがオーバーランして二盗失敗、5回1死二塁ではウォーカー、門脇が連続三振。1点を追う6回には左前打で出塁した先頭・大城卓に代走・重信を出して勝負を懸けたが、1死二塁からオコエ、中山が倒れてこの回も無得点だった。

 戸郷は8回途中7安打2失点と好投も報われず、今季初黒星。巨人は今季3度目の零敗でいずれもDeNA戦。これでDeNA戦は27イニング連続無得点で、DeNAに3試合連続零敗を喫するのは相手が大洋時代の1960年8月28日、29日、30日以来63年ぶり2度目の屈辱となった。なお、大洋は同年、三原脩監督のもと日本一に輝いている。

 【巨人のDeNA戦3試合連続零敗】
4月5日  ●0―2DeNA(横浜)5安打
4月6日  ●0―4DeNA(横浜)7安打
4月18日 ●0―2DeNA(長崎)7安打

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