クセが凄い!「一本足」ミキハウス・伊藤が2点打「クセある打者多い」予選敗退も意地の白星

[ 2023年4月17日 16:21 ]

社会人野球JABA岡山大会   ミキハウス6―4伯和ビクトリーズ ( 2023年4月17日    倉敷マスカットスタジアム )

<ミキハウス・伯和ビクトリーズ>一本足打法で球を待つミキハウス伊藤将大(撮影・河合 洋介)
Photo By スポニチ

 ミキハウスは試合前に予選敗退が決まっていたものの、9安打6得点と意地を見せた。

 2回までに5安打4得点の速攻を見せた。「3番・DH」で先発した伊藤将大(25)は、2―0の2回2死二、三塁で左前へ2点打を放ち、貴重な追加点を挙げた。

 「全然打てていなかったけど、昨日の2安打からいい感覚があった。後ろにいい打者がそろっているのでつなぐことを意識した結果、いいところに飛んでくれました」

 打法のクセが凄い。オープンスタンスで構えてから軸足の左足一本で立つ。そこからグリップを大きく下げるヒッチ打法まで採用している。

 「ミキハウスはクセがある打者が多い。体のバランスは元々いい方なのかな…と思います。この方がタイミングが取りやすいです」

 陣田匡人監督は、伊藤の打法について「どういう構え方でも間(ま)が取れて、しっかりと振れればいい。周りは“ミキハウスの中村晃や”と言っています」と笑顔で説明。決勝トーナメントには進出できなかったものの、打線が最後に意地を見せた。

続きを表示

2023年4月17日のニュース