中日・石川昂「必死に走りました」バット折られても4番初打点 竜最下位脱出に貢献

[ 2023年4月17日 05:03 ]

セ・リーグ   中日7―5巨人 ( 2023年4月16日    バンテリンD )

<中・巨>2回、バットを折られながらも適時内野安打を放つ石川昂(撮影・尾崎 有希)
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 中日・石川昂が復帰3戦目で4番初打点となるタイムリー内野安打を含むマルチ安打を放った。「あんな当たりだったので、何とかセーフになれるように必死に走りました」。

 会心の一振りではなくとも、価値のある一打だった。初回に今季初3番の岡林が適時三塁打を放つなど一挙4得点。そこから2点差に詰められた直後の2回2死三塁、赤星の初球149キロにバットを折られながらも一塁へ全力疾走して三塁内野安打。1点差に詰められた直後の5回無死一塁では中前打で無死一、三塁とし、続く細川の右前適時打など2点を呼び込み、相手の反撃機運を遮断した。

 今季最多タイ15安打7得点に貢献し、チームを今季初カード勝ち越し&最下位脱出に導いた。立浪監督から「体も問題なくできている。向上心を持ってやってもらえたら」と期待された。石川昂は「微調整してしっかりやっていきたい」と力を込めた。(湯澤 涼)

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2023年4月17日のニュース