エンゼルス・大谷 松井に並ぶ36戦連続出塁 2安打1打点で歓喜のガッツポーズのち…なおエ

[ 2023年4月17日 02:30 ]

ア・リーグ   エンゼルス7-9レッドソックス ( 2023年4月15日    ボストン )

<レッドソックス・エンゼルス>5回、生還し適時打を放ったウルシェラを称える大谷(撮影・会津 智海)
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 エンゼルス・大谷は2安打1打点で、自己最長を更新中の連続試合出塁記録を松井秀喜に並ぶ日本選手歴代5位の「36」に伸ばした。2点を追う5回無死二塁では左前打でチャンス拡大。同点の6回2死二塁では一時勝ち越しの中前適時打を放った。歓喜のガッツポーズを見せたが、それでも勝ちにつながらないのがエンゼルスだ。

 1点リードの8回から救援した右腕テペラが先頭を左前打で出すと、捕手タイスがミットを2度も相手打者のバットに当てる「打撃妨害」を犯し、それぞれ出塁。その後は逆転2点打を浴び、押し出し四球など大荒れの展開となった。1試合2度の捕手の打撃妨害は球団初。フィル・ネビン監督が「試合に勝つチャンスはあった」と悔しがると、タイスも「自分のひどいミスが敗因。胃が痛くなる」と神妙な表情だった。14試合目で早くも今季6度目の逆転負けで、勝率は再び5割に。大谷を中心に我慢のしどころだ。(柳原 直之)

 ≪昨年ドラフト1巡目・ネト初陣スタメンも≫エ軍は昨年ドラフト1巡目(全体13番目)で指名したネトを昇格させ、「8番・遊撃」で起用。4打数無安打2三振だった。キャンベル大時代は投手としてもプレーした元二刀流選手。大谷と仲の良いWBCイタリア代表のフレッチャーを傘下3Aに降格させ、22年ドラフト指名選手のデビューはメジャー全体でも初めてという異例の采配も、起爆剤にはならなかった。

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2023年4月17日のニュース