シフト制限の恩恵を受けているのは意外に右打者 チャップマンなど打率トップ10のうち7人を占める

[ 2023年4月17日 08:13 ]

ブルージェイズのマット・チャップマン(AP)
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 USAトゥディ紙のボブ・ナイチンゲール記者が16日(日本時間17日)、右打者がゴロを打った時の打率が去年の・250から・264に増えており、左打者の打率・226から・230を上回って、よりシフト制限の恩恵を受けていると報じている。

 一般にシフトでヒットを奪われていたのは左打者の方と信じられてきたが、4月15日までのデータではそうではなかった。ちなみに現時点で打率ベスト10の内7人が右打者。ブルージェイズのマット・チャップマンが全体2位の・421、ウラジーミル・ゲレロが3位の・387、ボー・ビシェットが・375、ブレーブスのロナルド・アクーニャが7位の・373、オリオールズのホルヘ・マテオが8位の・366、ジャイアンツのタイロ・エストラダとカブスのダンスビー・スワンソンが9位の・365で並んでいる。

 全般的に打者の平均打率は去年よりも16ポイント上昇。盗塁は30%増え、試合の平均時間は31分短くなり2時間37分になった。これは1984年以来、最も短い時間になっている。

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2023年4月17日のニュース