日本新薬の新人151キロ左腕・久保 ほろ苦2失点デビューもチームは9回5得点逆転勝ち

[ 2023年4月17日 05:33 ]

社会人野球JABA岡山大会   日本新薬5―3シティライト岡山 ( 2023年4月16日    倉敷マスカットスタジアム )

<シティライト岡山・日本新薬>公式戦初登板初先発を終えた日本新薬・久保玲司(撮影・河合 洋介)
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 2球場で予選リーグ6試合が行われた。日本新薬は、先発の久保玲司投手(22)が2回2/3、2失点で降板するも、逆転勝利で2連勝とした。同じ予選グループのJR西日本も快勝で2連勝。両チームは決勝トーナメント進出を懸けて、17日の直接対決に臨む。

 日本新薬の最速151キロ左腕・久保玲司が公式戦初登板初先発を果たすも、2回2/3、2失点とほろ苦い結果に終わった。「いただいたチャンスに応えられずに悔しい。想像以上に会社を背負う戦いだと感じた。自分も力を入れてやらないといけない」。初回1死一塁で先制2ランを被弾すると、0―2の3回に2死一、二塁を招いて降板。0―3の9回に一挙5得点を挙げた味方打線の猛攻に救われた。

 近大のエースとして、リーグ戦8勝を挙げた好投手。昨年ドラフト会議での指名漏れを経て、社会人野球の名門に入社した。現在は新人研修中で岡山遠征には同行できていないものの、日曜開催の今回のみ出場がかなった。「2年後のプロ入りを目指して、レベルを上げたいです」と早くも社会人選手としての第一歩を踏み出した。

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2023年4月17日のニュース